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私の名前は黄崎 美和
最近取引先の男性と結婚をしました。彼は私よりも2周り年上で頼り概のある男性。ようやく今日から彼と新婚生活が始まる///
『美和、遅かったな。荷物はそれだけか?』
彼の名前は黄崎 大気。私の夫。実はバツイチ
『ごめんなさい、部屋の荷物の処分とかに手間取っちゃって。ほとんど持ってくるものなかったから。』
『それなら手伝いに行ったのに。大変だったろ?』
『平気よ~。後は業者さんが行ってくれたから。』
『それならいいが。まずは家に入って。疲れただろ?』
『ありがとう。お邪魔します~。』
『おぃ、今日からここに住むんだから“ただいま”だろ?』
『そうだった///ついいつもの癖で///』
『少しずつ慣れていっていけば良いさ。』
『うん///』
~リビングで~
あれ?ソファに誰か座ってる。もしかして大気さんの部下の方かしら?
『アキラ、起きてたのか?』
『うん。さっき起きた。』
『紹介するよ。この前話してた美和だ。綺麗だし若いだろ?』
『はぁ?若いっていくつ違うんだよ?』
『美和、25だったよな?』
『うん。でも大気さんにこんな大きな息子さんが居るだなんて知らなかった。』
『前の嫁との間の子でな、最近ここで暮らすようになったんだよ。職場が近いからってな。』
『そうなんだぁ。ちなみにアキラさんはいくつなんですか?』
『俺は23。アキラさんってやめてくれない?』
『じゃあ何て呼べば…』
『アキちゃんとかは?』
『親父やめれ…昔の呼び方。』
『アキラくんはダメ?』
『年上なんだし、アキラって言ってくれて構わないよ。美和さん。』
『でも…』
『そうだよ。美和はアキラでしたら義母さんなんだし、いいじゃないか。でも息子の年齢に近かったとは、やっぱり美和は若いな。』
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