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『気がつかないオヤジがどうかしてるぜ…で今日からここに住むんなら俺出ていった方がいいか?一応新婚なんだし。邪魔だろ?』
『そんな…邪魔だなんて。ねぇ、大気さん。』
『別に構わないよ。部屋数も余ってるんだし、もし嫌なら出ていけば良いよ。それにお前は不規則な生活なんだし、ここに居ればまずはまともな食事にありつけるぞ?』
『お口に合うかは分からないけど…』
『俺好き嫌いないし大丈夫だけど…ただ薄口なんだ。』
『私も薄口だから大丈夫かな。』
『よし、アキラお前はやっぱりここに居ろ。美和は専業でココにいるし。』
『美和さん、仕事辞めたんですか?』
『まぁ、たまには出ますが助っ人として。でも基本的には主婦を優先にしていきます。』
『オヤジ…若い美和さんを家に縛り付けるなんて古くさいな…』
『働いても良いって言ったんだが美和がやめるって。』
『私も忙しい仕事だったから少し休みたい気持ちもあったからいいのよ。』
『それならいいけど。』
他愛もない話をしてこの日は夜が更けていった。
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