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説明によれば、依頼から帰ろうとしたらドラゴンの咆哮と俺の叫びが聞こえてここに来たらしい。そして俺が気絶している間にそのドラゴンを倒したそうだ。
この人のおかげで俺は生きているのか。
「ありがとうございます。」
グーーー
ウグッ、イイニオイがするからか?ずっと満足にご飯を食べてなかったからか、腹がなってしまった。
恥ずかしい!
「いる?」
渡されたのはさっきまで焼いていた肉。
「いいんですか?」
「どうぞ。」
「ありがとうございます!!」
受け取ったとたんに一気に肉にかぶりついていく。うまい!!こんなうまい肉を食ったのは久しぶりだ。
食べているとふとあることを思い、顔を挙げた。
「この肉は?」
こんなうまい肉をどこで手に入れたんだ?
「さっきのドラゴン。」
「は?」
今何て?
「いや、さっきのブラックドラゴンなんだけど。」
……………
「えーーーーーーーー!」
「うるさい!!」
ゴン
「いたーー!」
本日二回目。もう少し手加減して欲しい。
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