双子な秘密

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流石海流… そう思いながら感心していると 「奈由~」 会計が声をかけてきた。 「……何でしょうか」 「今夜どう?」 ………滅べ 「遠慮します」 「何で~ 遠慮なんかしないで良いんだよ~?」 「……親衛隊の方を誘ったらどうですか?」 「親衛隊の子はもうほとんど食べちゃったし」 ニコニコしながら言う会計。 「チャラ男会計様。」 不意に海流が声をかけた。 「んー何ぃ」 少し不機嫌そうな会計。 嫌な予感がする… 「早くご飯食べたいんで…さっさと生徒会席に行く、もしくは奈由でもつれてどっか消えてください。」 ………海流さぁんっ!? 「じゃあ奈由もらって行くねぇ」 「おいまて海流!!売っただろ!?飯食いたさに俺を売っただろ!?」 そう言う俺を海流は白い目でみてくる。 何故売られた俺がその扱いなんですかっ!? 「ほらぁ~奈由♪行くよぉ?」 「離してくださいっ!! 俺は絶対いきませんっ!! 唐揚げ丼を食べるんですっ!!」
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