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「唐揚げ丼なら俺の部屋に頼んであげるからぁ~」
「食堂で食べたいんですっ!!」
「早く行けば?」
「他人事のように言いやがって!!」
「だって他人事だし」
「海流ぅぅーっ!!」
海流と言い争ってるのにしびれをきらしたチャラ男会計が俺の腕を引っ張る。
「えぇいっ!!離せっ!!」
「痛くしないって」
ニッコリ笑いながらそう言う会計。
「黙れぇぇーっ!!」
俺は会計の手を振り切って走り出した…
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回想終了…
……ふぅ…長い回想だったぜ…
「どこにいるんだよっ!?」
「真由様の為に手分けして探そうっ!!」
「うん!!」
探さなくて良いって…
ブーブー
ん?メール?
『唐揚げ丼なら食べといたげたから』
………海流ぅぅーっ!!
アイツ…絶対今度奢らせてやる
………ん?もう一件来てる…
俺はそのメールを見てサッと血の気が引いた。
『部屋来て。』
…………え?
マジかよ…
ちょー怒ってんじゃん……
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