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ーガッ!!ー
「これに懲りたらもう皆様に近づかないでよねっ!!」
僕、玖条多以良(クジョウタイラ)は
「痛い…」
同室者のおかげで親衛隊に目をつけられている。
同室者は転入生で、僕から言わせてみれば、
ーうるさいガキー
なのだが、あろうことか美形ばかりの集団生徒会に気に入られているのだ。
迷惑極まりないけれど、彼が強引に誘ってくるに断りきれず、いつも生徒会と一緒にいる彼といるのだ。
体も痛いし…今日はもう帰ろう…
彼が帰ってきたら寝るどころではなくなるし…
痛む体を引きずって寮まで行くと、彼が居た。
「あっ!!どこにいたんだよっ!!」
「俺様の優に迷惑かけてんじゃねぇよ」
「平凡のクセに。優に謝ってください。」
「ほんとぉ~優ちゃんに謝りなよぉ~」
「優しい優に」「迷惑かけるなんて」『サイテェー』
あぁ…何で居るんだ…
せっかく寝られると思ったに…
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