学園の王様

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疲れた… 元々疲れていたところに暴力も奮われ、さらにさっきまでどんちゃん騒ぎ。 生徒会の連中は僕をコキ使いまくるし、そういうとき"やさしい優"は何にも言わない。 それどころか一緒になってコキ使ってくるのだ。 体が熱い… 怪我の手当てもろくにしなかったから熱が出たのかも知れない。 僕は寝る前に携帯を見て、眠りについた。 ーーーーーーーーーーーー 「多以良!!食堂行くぞ!!」 朝から五月蝿い… 「ごめんね…優君。今日体調が悪くて…」 「そうなのかっ!?早く言えよな!!」 そう言うと上條は音を立ててドアを閉め、出ていった。 友達が体調悪いのに放置かよ…呆れた まぁ僕は友達なんかじゃないけど。 あぁ…アイツと話してたら頭痛くなってきた。 それから僕は死んだように眠った。 起きたのは次の日の朝で、遅刻ギリギリの時間だった。 熱もないし、頭は良くないから2日も休んだら成績落ちるっ!! 急いで用意し、学校まで走った。 だから気づかなかったんだ… 携帯のランプが点滅している事に…
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