短編しゅー(*´∇｀*)

学園の王様

「えぇ…平凡とヤるの～」
「後でヤらせてくれるんだよね？」
「分かったからさっさとヤってよっ!!」

「って訳だから～大人しくヤられてね？」
「怒られちゃうからさ～」

「やだ!!来ないでっ!!来んなっ!!」

「暴れないでよ～」
「俺こっち押さえてるから～」

やだっやだよっ!!
こんなこんな奴らにヤられるなんてやだっ!!

「あっ！いたっ!!お前ら何やってるんだよ!!」

「優っ!!待て!!」
「待ってくださいっ!!」
「優ちゃん早いよ～」
『まってぇ～』

声のした方には転入生君と生徒会共がいた。

「多以良っ!!助けにきたからなっ!!」

「また平凡か」
「平凡のくせに優に迷惑かけないでください。」
「優ちゃんやっさしぃ～」
『ほんとだよねぇ～』

またか…何でなんだ…
お前らに助けてほしくない…
僕が助けてほしいのは…

「何をしているんだ」

「みっ帝様…」

「げっ…王様じゃねぇか…」
「なんでこんなとこにいるんだ…」

帝…

「お前カッコいいなっ!!何て名前なんだっ!?」

「…ど………て」

もういやだ…こんな場所…
うんざりだ…

「お前こそ誰だ。そして今そんな事を言っている場合か？」

低く怒りを含んだ声が響く。