プロローグ

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嵐の夜。 「つ、ついに出来た…。完成だ!」 暗い部屋の中で男が1人、歓喜の声をあげる。 手には黒いサングラスのようなもの。 「ククク。これでやっと…。」 男の言葉は雷によってかき消される。 2100年12月31日。 人々の知らないところで静かに、しかし確かに何かが起ころうとしていた。
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