32人が本棚に入れています
本棚に追加
午後の授業を終え、家路に着く。
「ただいま…。」
「おかえり…ってどうしたのその怪我!?大丈夫?」
「煩いな。別に平気だよ。」
「でも…。」
「いいから。」
母さんの心配を無視し二階へ上がる。
自分の部屋に入ると机の上の救急箱から絆創膏等を取り出し、いつものように怪我の治療。
慣れたものだ。
医者になれるかもな。
直後下で皿の割れるような音と何かが倒れるような音が聞こえる。
…はあ何やってんだか。
無視して敷きっぱなしの布団に横になる。
夕飯が出来れば、いつものように起こしにくるだろう。
そう考えていると、いつの間にか眠りについていた。
最初のコメントを投稿しよう!