嫌われ者、変化

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俺は教科書を見ながらプリントの内容を解いていき書き終え時計を見た頃には20分ほど経過していて周りを見ると真剣に問題を解くクラスメイトの姿があった 美野先生といえば相変わらず寝息をたてて眠っている 「崇哉」 小さく声をかけてきたのはセイだった 「終わったの?早いねさすが学年トップ」 そういって笑う 俺が学年トップの成績であることは周知の事実でありこのことでも嫉妬する奴らが多い原因だったらしい(ヨウ情報) まあヨウの場合成績もいい方だし運動もできるから優秀だ(ブラコン) 俺の方はと言えば運動は普通くらいと言った感じで特に部活にも所属をしていない為スポーツをしている人達には全然叶わない感じである 「そういえばこの問題のところさ」 そう言いながらセイは俺の机にわからないところのプリントを置いてを見せてくる どうやら登場人物の何を考えてるのか文章から抜き出しなさい的な定番の問題に引っかかっているみたいだ 俺は教科書のページを見せてここのところをよく読むといいのことを伝えセイは納得したようで自分の席に戻って行った
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