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まさか嫌われ者の俺がいるとは誰も思うまい
「ちょっといつもと雰囲気違うけどヨウ様のお兄様じゃない?」
「眼鏡で分かるよな髪型変えたとか?」
「ま?かなり素敵じゃない?とても噂で聞くような方には見えないけど」
誰?っていう声もある中でそんな声も聞こえる
おそらくヨウの親衛隊の方々だろう
1度だけ会ったことがあるが悪い連中ではなくヨウが注意をする前に1度だけ呼び出され近づくなとは言われたものの兄弟だから無理ですと言えば「それもそうだよね、無理言ってごめん」と言われてすぐ撤退して行った
確かあれは初代の隊長だった人だ
まあ卒業してしまったが(1年の時3年だった先輩)
新しい隊長が初代の意思を継いで俺には特に危害を加えてこない良心の集まりだった
むしろ生徒会に所属してからはほかの親衛隊が動かないように警戒しているのだとか
時々ヨウとお茶会しているらしい
おそらくそれをモチベーションにしているのだろう
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