《日常》

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チュン…チュン カーテンの間から差し込む太陽の光… そして 鳥の声。 ?「あぁ…よかった。また平和な日常がくる。」 利汰はベッドから起き上がり ふわりと 微笑んだ。 そして 横に目を向けた。 そこには 小さな女の子が寝ていた。 サラ… 利汰は 女の子の頭を撫でた。 その時… ?「うわぁぁぁ!?」 隣の部屋から 叫び声がした 利「!!?」 利汰は 驚き ベッドから飛び降りて 隣の部屋に向かった。 バンっ!! 利「洋介!?どうしたの!?」 そこには 今にも泣きそうな洋介がいた。 洋「うっ…利汰ぁ…」 よく見ると 洋介の布団の真ん中には 染みのようなものができていた。 利「クスッ…大丈夫よ。洋介」 利汰は優しく 洋介の頭を撫でた。 洋「利汰…ごめんなさい」 利「大丈夫!大丈夫!さっ!着替えなさい。」 洋「うんッ!!」 洋介は 着替えを持って部屋を出た。 利「洋介?どこ行くの?」 洋介は 大声で… 「あっちで着替えるのぉ~」 と、言った。 利「クスッ…洋介もお年頃ね」 利汰は 1人で 笑っていた。
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