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歩「…あの…」
気になることがあり、女の子に声を掛ける
?「ん?何?」
銃を制服のポケットにしまいながら俺の方を見る
歩「…えーと、アンタの名前は何なんだ?」
女の子がタメ口になったので、自分もタメ口を使い、名前を聞く
?「私は、珠城 紫織(たまじょう しおり)よろしくね。」
紫織もタメ口は気にしてないようで自分の名前を言って手を伸ばす
歩「…あぁ。よろしくな」
「何で手を?」と聞こうとたがその意味が分かり、自分も手を伸ばし握手をする
紫織「うん。…それで?歩は武器を取らないの?」
握手を止めて、紫織は俺に武器を取らないのかと首を傾げながら聞いてくる
歩「ん、あぁ、俺は…これかな。」
ちょうど横に刺さっていたシンプルな見た目の鉄の剣を取る
その剣は無骨で、柄は白く、刃は灰色をしていた
紫織「なんか…地味だね。」
俺の取った剣を見て地味だと言って苦笑いする
歩「地味で良いんだよ。」
派手なものより地味な方が好きなのでそう言って
軽く剣を振る、剣の刃は横幅が広かったが意外にも軽かった
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