尽くす男

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「遅れてすみません!!」 フアフアヘアーの女の子…… あの子は確か… 「あっ心ちゃん!こっちこっち!」 一樹が手招きすると、女の子は急いでこっちに来た 「一樹先輩、遅刻してすいません!」 彼女はペコペコと何度も頭を下げた 間違いない、図書館で会ったあの子だ 「気にしないで。あ、こいつ巴」 「あ、あなたは図書館で会った…」 僕は「どうも」と、軽く頭を下げた 「よぅし!全員揃ったことだし、乾杯すっか!」 一樹の掛け声と共に、みんな一斉に「乾杯」の声を上げた
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