プロローグ

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片膝を地面につけ何とか呼吸をしていた金髪の青年が、白髪の青年を睨みながら口を開いた 「あぁ、確かに忠告は受けていた。だが、いつも肝心な戦いの場にいなかったり、貴方が稽古をつけてくれるといったときにも参加しなかった奴の忠告をハイそうですかと聞けるわけがないだろうが!」 白髪の青年は、少し呆れた表情をしながら口を開いた 「私が言えた、話しじゃないが、君達は、何故彼が君達と一緒に戦えなかったのか、そして、何故君達と一緒に修行をしなかった理由を考えた事があったかい?」白髪の青年は、金髪の青年、勝ち気な少女を見回しながらさらに口を開いた 「その表情を見る限り考えたこともないようだな。たく、あのバカ弟子も人を見る目がなさすぎるぞバカタレがぁ」 「あのバカ弟子の名誉を回復させてもらうがな、君達が考えもなしに幹部クラスを倒しに幾度に君達の家族が住んでいる街や友人たちが暮らしている王都に理性AIを排除した改造MAG戦闘力だけなら幹部クラス並みが大多数攻めてきたり、他の幹部が攻めてきたりしていたんたが奴が姿を変えて戦って倒してきたんだよ。それに、奴は早くに私が黒幕何じゃないかと考えていたから修行にも参加しなかったんだよ。敵に手の内を見せる馬鹿はいないからな」 そう白髪の青年は口にしながら酷く悲しい表情を見せていた 勝ち気な目が印象的な少女は酷く戸惑いながら口を開いた 「彼が弟子ですって何をいっているの!しかも私達ですら苦戦した幹部クラスを多数倒していたですって!そんなことあるわけないじゃない!」 金髪の青年は白髪の青年を睨みながら立ち上がり口を開いた
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