第二節

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「えっと…あなたは?」 「その前に君が名乗るべきだろう?」 「す…すみません!!私は天使のクリスティア=ミキスです!!」 「僕はメイサ=カサリ。この施設の四天王さ」 クリスティアは四天王の事をまだよく知らない。 「四天王…?」 「君は四天王を知らないのかい?」 メイサは意外だな、とでも言いたげに聞いてきた。 「はい…人間界のことはまだよく知らなくて…」 「四天王というのは…簡単に言うと、その施設で成績が優秀な四人が与えられる称号みたいなもんさ」 「称号…ですか…」 「そ、君はこの施設と契約しにきたんだよね?」 「はい…」 「ちょうどよかった。そろそろ天使と契約したかったんだよね」 「はあ…」 「とりあえず…よろしくね」 「よろしくお願いします」
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