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「えっと…あなたは?」
「その前に君が名乗るべきだろう?」
「す…すみません!!私は天使のクリスティア=ミキスです!!」
「僕はメイサ=カサリ。この施設の四天王さ」
クリスティアは四天王の事をまだよく知らない。
「四天王…?」
「君は四天王を知らないのかい?」
メイサは意外だな、とでも言いたげに聞いてきた。
「はい…人間界のことはまだよく知らなくて…」
「四天王というのは…簡単に言うと、その施設で成績が優秀な四人が与えられる称号みたいなもんさ」
「称号…ですか…」
「そ、君はこの施設と契約しにきたんだよね?」
「はい…」
「ちょうどよかった。そろそろ天使と契約したかったんだよね」
「はあ…」
「とりあえず…よろしくね」
「よろしくお願いします」
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