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アキは
何事も無かったように
普通に振るまい
一日が終わった
今日は真っ直ぐ帰ろう
ふとコンビニに
立ち寄り
アイスを眺める
昨日のアイス
…買ってしまった
用もないのに2つも
天気は快晴
(いないよね
来るなよ
誰も)
昨日もう行かないと決めた
好きな場所に来てしまった
よかった。いない
ホッとしながらアイスを食べる
「なんだ
それ好きなんだ」
「ぎぃゃぁー!!!」
アキは驚きすぎて
悲鳴を上げた
「そんな大声で
叫ばなくても
痴漢と勘違いされる
だろうが」
あの人またいる!
落ち着け!
「ア…アイス食べます?」
冷静に
「ありがと
2つも食えてラッキー」
平静を保つのよわたし
「き、今日も
い、嫌なこと
あったのでしょうか?」
なんか言葉が変
声裏返るし
「バイトがしんどくてね」
はっ?
中2でバイト?
「なんのバイトでしょうか?」
また日本語変
「…彼氏代行
値段は100円から
あとは相手におまかせだけど
低かったら
値段に沿った彼氏の
演技する
高額だと本気で
演技するけど
昨日は500円
今日は200円
きついな」
「そんなにきついなら辞めちゃえばいい
それじゃあ
援助交際と同じじゃん」
…言ってしまった
他人の事なんて
どうでもいいのに
「ごめん
言い過ぎた」
アキは立ち去った
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