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僕の名前は広瀬阿須也 顔、性格ともに平均的な男子高校生 女子ともそんな喋ったことがない 教室で本を読んで過ごし 悪友とくだらない会話をして一日を過ごす、ごくごく平凡な学生と言っていいだろう それなのに、なぜ? 僕に一目惚れ? そんなのを信じられる方がおかしい だが、期待をしていないといえば嘘になる 僕だってもう高校生なんだ 女の子と一緒に青春時代ってものを体験してみたいと思いを馳せる訳であって 僕は、放課後屋上に行くことを決行することにした
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