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今はね、チェーンに通して私の胸元で3つのリングが仲良く揺れてるよ。
私が死ぬまでに太陽に渡すつもりだけど。
ね、もうわかったよね?
太陽は太一の子どもだって。
あの日、太一は確信犯なんだよ。
私が危ない日だからって言ったのに、避妊しなかった。
それどころか、チャンスだって言ったんだからね。
私は結婚するのは太一以外は考えられなかったし、太一以外の人の子どもを産むつもりはなかった。
だから受け入れたの。
太一だから。
覚えてないなんて、酷くない?
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