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俺は自分自身が許せなかった。
キミは小さなその身体でどれ程の重責を抱えていたんだろうか。
たった1人で全てを背負い込み、全てを受け止めていた。
自分の運命を知ったキミはどれ程辛く悲しい想いをしていたかなんて、俺には想像もできない。
そんなバカな俺に託さなければならない道しか残されていなかった現実を、キミは嘆いていたのだろうか。
俺は左手の小指に残るキミの手の温もりが、忘れられない。
そして、これからもキミの温もりが、俺の小指には伝わっているんだ。
今度こそ約束を果たそう…
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