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あぁ、叫びたい、歌いたい。
雲野への気持ちを
思いっきり声にだしたい。
「…す、すぅー」
無理。無理。無理。
そんな勇気あったらとっくに
雲野に言っている。
あの日の記憶を思い出にしないようにあの場所を訪れる。
雲野と初めて語った場所。
実は少し遠回りになるけど帰り道にあるのだ。
寝転がりソラを見上げる。
あの日と同じように。
もしかしたら
雲野が来るかもしれない。
また2人で空を見上げて
雲野と話したい。
神様、いるならお願いします、
ちっぽけな私の願いをかなえてください。
今、無性に、雲野の顔がみたいんです。
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