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有美がこうやって笑ってくれることは、私にとってとても嬉しい。 有美は笑うことを忘れた時期がある。いつも元気にわらっていた有美が笑わなくなった。だからこうして笑わせることができると、存在意義を感じる。 「どーした?」 「うん、 ★歌舞伎俳優なら誰がすき?ってかいてある!」 それは、私の趣味ですが… 「それはいいから!」 「はいはい、すまんすまん、えーとね、 ★今メールして大丈夫? ってのが無難でいいと思うけど…あとはメールで送っとこうか?」 「さんきゅー!おねがいしまーす(*^▽^*)」 「てゆーか ★オペラ歌手なら誰がすき? とか書いてあるよこのノート」 「それも私の趣味ですが(´・ω・`)」 そんなこんなで電話が終わった。
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