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そんなことを
考えていたら
「水沢!」
上から言葉がふってきて
急に日が陰った。
「なんだ、雲野(うんの)君か、びっくりしたなぁ、もぅ」
慌てて起きると顔が少し近くなった。
一瞬雨雲が太陽を隠して、日陰ができたのかと思っけど。
全く、雨雲のような奴ね。
「で、なにをしに来たのかな?」
笑顔で言う私。
「なにも」
という雲野君。
じゃぁなんで放課後にこんな人気もない丘の上に来たのよ?
と単純に思う。
「んー、これぞスカイブルー」
そう雲野君が言った気がした。
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