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「おはよーう。」
そう言いながら、教室に入る。
「おはよう!」
声をかけてきたのは、クラスの倉嶋 秋香。なかなか男子からの人気も高い。
「おう!倉嶋!相変わらず元気そうだな!」
秋華はガッツポーズを決めて
「当たり前じゃん!学校は楽しまなきゃね!」
「はは、その考えわかんねーや...」
そう言うと、席へ向かった。
「よう!天才くん!」
「その呼び方すんなって!敬一!」
今声をかけてきたのは、光輝が小学校からの友達の木崎 敬一。光輝の親友のようなものだ。
「悪い!悪い!光輝(笑)」
顔の前で手を合わせて謝った。
「ところで、知ってるか?今日は転校生がくるんだぜ!しかも女子だってよ!」
「へー、そうなんだー。」
目を輝かせて言う敬一に興味が無さそうに言う光輝。
「なんだよー。その反応。もうちょい良い反応しろよなー。」
すねたように向こうを向いた。
「へへっ、さっきのお返しー!」
ピースサインをして言った。
そんなこんなで朝のホームルームが始まる。
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