1人が本棚に入れています
本棚に追加
「それは遠ーいな」
「家近いからそうしよう。もう1回言うけど強制はしないよ」
「少しだけお邪魔します」
「よっしゃ決まり」
そしてそこから徒歩10分
「ここがそう」
(ガラガラ)
「ただいま」
「おかえりなさい悠ちゃん遅い」
「ごめん母さん」
「また喧嘩?」
「悪いけどこの子ちょっとかくまってってくんない?」
喧嘩のわけを母親に話すと
「わかったわ。でもちゃんと送り届けるのよ」
「ありがとう」
「後で何か持ってくわ」
「じゃあ飲み物4つ」
「わかったわ」
「お邪魔します」
「雅君いつもごめんね」
「いえいえ助けてもらってるのはこちらですから」
(ガチャ)
「お帰り兄さん」
悠哉の弟流(りゅう)が出てきた
「あぁただいま流」
「その人は?」
「あぁちょっとな。流また部屋借りて良いか?」
「別に良いよ」
「サンキュ!じゃあいつも通り先に入ってて」
「了解」
「あの、悠哉さんは?」
「あぁ父さんに線香あげにいった」
(チーン)
「ただいま父さん。また喧嘩しちゃった・・・でも今回も人助けだから許して。そっちに逝ったらたっぷり叱られるからさ。だからまだ俺達を見守っててくれ。」
「父さんは兄さんの前で殺されたんだ」
「そんな・・・」
「もう2年も経つのか・・・」
「あの時は申し訳ない」
「良いですよ雅也さんのせいじゃない
です」
「どういう事ですか?」
とそこで
「またその話か」
「兄さん」
「悠哉」
「あれは・・・俺のせいだから・・・とまぁとりあえず話はここまで、じゃあまず自己紹介しますか」
「俺は畑中悠哉こいつは相棒の田崎雅也宮中出身でこいつは弟の流」
「私は牧田里桜と言います花香中学校出身です」
「さっきのあれは空手だよね」
「はい父が空手の師範をしていて」
「❗」
「まさかあの牧田称云(しょううん)師範の娘さん❗❗」
「父をご存知で?」
最初のコメントを投稿しよう!