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「知ってるも何も俺らに喧嘩を教えてくれたの師範なんだよ❗」
「そうなんですか⁉偶然ですね❗」
「本当に驚いたよ💦」
「まさかあの師範の娘だもんなぁそら強いはずだ💧」
「師範お元気ですか?」
「はい毎日生徒達を怒鳴りつけてます」
「はは、師範らしいや」
「それはそうと先ほどの話」
「ん?あぁ父さんのね」
「あれは俺が中1の時たまたま買い物について行った時・・・。ちょっとトイレに行くんで別れたと同時にこいつに会って話をしてたんだ。でこいつがいつもお世話になってるからって言うんで挨拶しに一緒に行ったんだ。戻ってみたらまさかだよね、俺らの前で刺されたんだ・・・」
「❗」
「俺は何が起きたのか分からなくて体が動かなかったけど、こいつが父さん所まで走り寄って声をかけてくれてさ、ついでに救急車を呼んでくれてもう大丈夫だと思ったんだ。でも自然と俺の体は刺したそいつの所に歩いて殴りかかったんだ・・・。結果傷害事件と正当防衛で処理されて、話を聞いたらそいつは父さんのせいでクビになったんだと逆恨みして刺したんだ。これがこの話の真実」
「本当にごめん❗❗」
「良いよ変な話今更謝った所で父さんは帰ってはこないんだからさ」
雅也は悠哉と流に深々と頭を下げた。
「そんな事が・・・」
「凄いよなまるでドラマのようだったよ」
と悠哉は苦笑いしながら話した。
(コンコン)
「はい」
(ガチャ)
「飲み物持ってきたわよ」
「ありがとう母さん。そうだ母さん聞いて❗こちら牧田里桜さんて言うんだけどさぁ」
「うんそれが?」
「何とあの牧田称云師範の娘さんなんだよ❗❗」
「そうなの⁉へぇ称云先生の娘さんかぁ」
「改めて牧田里桜と言います」
「これはご丁寧に、悠哉の母畑中美野里と言います。」
「師範まだ起きてるかな?俺電話してくる」
「あの父は今出張で家にいないんです」
「本当に⁉」
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