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「じゃあ俺は帰るかな」
と雅也が立ち上がった。
「珍しいなどうした?」
「んあぁまぁ・・・な」
「ん⁉」
因みに雅也には家族がいない。
2年前に両親を不慮な事故で亡くしている
「じゃあ帰るわ」
「あぁ送ってくよ」
「サンキュ!」
「じゃあな流」
「はい」
「雅也送ってくる」
「気を付けてね」
「お邪魔しました」
「雅君いつでも家に来て良いからね🎵」
「じゃあお言葉に甘えて明日昼飯狙いで来ます😁」
「あらじゃあたくさん作らないと🎵」
「それじゃあ」
(ガラガラ)
そう言うと2人は出て行った。
「なぁ・・・」
「ん?」
「さっきの話だよ」
「あぁ~何だっけ?」
悠哉は自然に体を運び雅也の頭を力一杯締め上げた
「いっ・・・・てぇぇぇぇ❗❗❗❗てめぇ何しやがるんだ❗❗❗」
「てめぇがたぶらかすからだろ❗❗❗」
「いてててて❗❗❗」
「言え❗言うか❗」
「言う言う言う❗❗❗」
「実はさ…まぁ良いや付いて来いや」
「は?」
そうして着いたのは親の居ない子供達のために立てられたアパートに着いた。
(ガシャン)
「ただいまぁ」
「にゃー」
「ゆきー❗ごめんな寂しかったろ❗」
家に居たのは白くて毛並みの良い子猫がいた。
「猫・・・」
「あぁいやぁ以外だよなぁまさかペットが飼えるなんて」
「ふっ・・・あははははは❗」
「な❗何笑ってんだよ❗」
「いやぁ良かったよ」
「何が?」
「お前にまだ家族がいてさ😌」
「まぁな」
「でもやっぱり人間が良いよな、あはははは」
「てめぇいつまで笑ってんだよ❗」
「ゆきちゃんだっけ?頼りない男だけど宜しく頼むな」
「にゃー」
「お前にだけは言われたくねぇよ❗」
こうして楽しい時間が過ぎて行った。
「じゃあな」
「あぁ悪かったな」
「良いって事よ」
そう言うと悠哉は自宅に向かって帰っていた。
(ガラガラ)
「ただいまぁ」
「お帰りなさい」
「里桜さんは?」
「もうとっくに寝たわよ」
「そうだよな」
「悠ちゃんも早く寝なさい」
「あぁそうするお休み」
「お休みなさい」
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