総長が女装して事件が起った
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更に熱く鉄をも溶かす視線を向けると、鏡の中の俺をまるで芸術品でも品定めしているかのように見詰めている。 俺の怒りの視線は星夜からの見当違いの視線で上手く遮断された。 暖簾に手押し。糠に釘。はぐれメタルに呪文。 そんなことを呪いながら星夜を見ていると、グイと腕を近づけて来て、俺の顎に左手を添え、クイッと唇を上向かせる。
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