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「すみませんでした…」
私は急いで部屋から出た…だけど、右も左もわからない…
どうしよう…
とにかく、出口を探した…
その間に三人の男の人とすれ違った…
「おっと…ぁ、見つけた。和也の言った通りだ」
男の人にぶつかってしまった…
その人は髪は、軽いパーマのかかった茶髪で…いかついけど、モテるだろう…
さっき、歌ってたのは…この人たち?
それに、和も…
その人に、逃げられないよう
左手首を持たれて、
「いくぞ。和のとこ…ってか…コレ…」
服はボロボロで、手を持ち上げた時にいろんな切り傷…それとリスカの跡が姿を現した…
「すみません。離してください」
「…っ…ぁ、ソレは無理。お前…和也の事知ってんだろ?あいつが思い出せない事を…」
「………っ……」
「だったら、そのままでいいのか?このままじゃ和也も苦しいままだし、お前も苦しいだろ…それに、お前と同じように和も俺らの前に現れたんだ…それで、グループに入らないかって…元々、同じ事務所で、気になってたから…」
「……………」
「あーもう!それに、こんなガリガリ…なんか、食わしてやるよ…ほら、いくぞ…」
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