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「きゃっ…」
お姫様抱っこをされて、もと来た道を戻された…
「和な…大切な、人の事が思い出せないって苦しんでる…医者に聞いたら、思いすぎで、何かの衝撃で、記憶を喪ったって……その、大切な人ってのが…お前だろ?…ごめん、楽屋が、隣だから、すべて聞こえた…そしたら…お前なのかなって…」
「…そう、…ですか」
「ったく、なんで思い出せねーのかね。早く思い出さねーと俺が奪っちまうぞ」
「…っえ…////」
今…
今さらっと…キザな言葉を…
こんな事、言われたら、嘘でも意識しちゃうじゃん…
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