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「「………」」
気まずい…
さっきから二人とも、何も喋らない。
何でだろう…
始めてあったみたい。
他人みたいな感じ…
ちょっと…イヤだ…
和が…
離れて行っちゃうみたいで
イヤだ…
居なくならないでよ…
もう、何も無いんだから…
「……っ……」
「!っど、どうしたの?」
「ぁ、あれ…おかしいな……」
涙が止まらない。
「………ごめんなさい」
「謝らないでよ…僕が…思い出せないからだよね…」
「………………」
「ごめんね……………僕ね。夢、見てたんだ……僕の好きな人が…僕の事を思い出してくれなくて……」
それ…
夢じゃないよ…
思い出してよ
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