14人が本棚に入れています
本棚に追加
12月26日(水)
どうも、最近ちょっとマッチョになってきたことを実感しているTMKです。
3人称の文体でさりげなく、違和感なしに登場人物の心情を差し込む手法ってすごいな、とある本を読んでて思いました。
僕はまだまだ未熟である、ということを痛感させられましたよ。
先ほど自分の小説を読み返したのですが、なんか話の流れが不自然なんですよ。
うーん。原因はなんですかね?
小説を書き慣れていないからか、詳しくプロットを書いていないからか、はたまた文章作成中で自分に酔ってしまっているからか。
分からないですね。
まあ、きっとその問題点を意識して書いていけば、おのずと直っていくでしょう。
さて、今日も文章力向上のために小説っぽい書こうと思ったのですが……。ネタがない……。
日記としてのネタはあるんですが、小説っぽく書くとなると難しいですね。
じゃあ日記じゃなくて完全なる創作でいいですかね。
うん。多分いいはずさ! 日記なんだから書きたいことを書けばいいし!
では始まりー。
~~~~~~~~
私はヘッドホンで耳を塞ぎ、音楽の世界へと身を投じた。軽快なテンポ。痺れるボーカルの声。私が好きなロックバンドの曲だった。ついつい体をリズムに合わせて動かしてしまう。
音楽は人間がうじゃうじゃとはびこるクソッタレな世界から私を解放してくれる。数学、国語、英語、理科、地理、歴史。勉強なんてつまらないものを忘れさせた。
NO LIFE,NO MUSIC.音楽なくして私の人生はない。
ヘッドホンは肌身離さず持っていた。音楽は私を構成する物質であり、体の一部だった。それは学校という空間でも変わらない。流石に授業中に聞くことはないけれど。
友達は作らないの? なんて昔誰かに尋ねられたことがある。そんなものは要らない。必要ない。人間関係なんて鬱陶しいだけだ。私が要るものは音楽と女子が使うには少々ゴツいこのヘッドホン。
そう。人間関係なんてただ鬱陶しいだけなのだ。
「あれ!? それってあのロックバンドのCD? オレ最近そのバンドにハマっちゃってさ!」
昨日の休み時間のことだった。何かの拍子でカバンに入り込んでしまったのであろうCDを偶然にも近くの男子に見られた。
最初のコメントを投稿しよう!