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パレス曹長は実弾入りのライフルを俺に向けた。
防弾スーツを着用していても、俺は思わず身構える。
「俺に陶酔弾など通用しない。姫様も地球も俺の物だ!」
パレス曹長は引き金に指を掛けた。
…と、その時。
足元に抱き着いていたパフィが立ち上がる。パレス曹長に抱き着き甘えた声を出す。
「パレス様~キスして」
はっ!?
何言ってんの!?
まさかパレス曹長と…
もうそんな関係に。
「お願い…パレス」
パフィの誘惑に、パレス曹長の指が引き金から離れる。パフィは瞬時に、パレス曹長の防毒マスクを外した。
マジで、キスする気かよっ!
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