猫耳少女と逢いに行きました。

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「しかし…すでにこの星は破滅の危機にある。基地の牢獄に戻り、救出する時間などもはやない」 「俺が行きます」 「一騎様だけでは魔術が使えません。ワタシも行きます。お父様とお母様はこの宇宙船で地球へ出発して下さい。 ワタシと一騎様はロケット型宇宙船でパレス軍の救出に向かいます」 「万一この星が爆発すれば、パフィの命が…」 「ワタシは死んだりしないわ。一騎様が傍にいるから」 「パフィ…」 「姫様、もう時間がない。早く…」 パフィはコクンと頷くと、国王の乗っている宇宙船を、自動操縦に切り替えた。 「お父様、お母様、地球で逢いましょう。一騎様、こちらへ」 俺達は王様達に別れを告げ、ロケット型宇宙船に乗り込む。
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