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さらに地下があり、長い階段を下る。
さらに頑丈なセキュリティ付きのドアを3枚くぐると、やや狭い廊下に出た。
部屋は7部屋、
コンピュータなどが並ぶ部屋、クリーンな医療室、
居住部屋が6部屋ある。
さらに地下に降りると自家発電の設備と水や空気の循環システムらしきもの、どこまで続いているかわからないくらい長く巨大な燃料タンクが地下深くに向かって埋設されている機械室、大量の物資がある倉庫、廃棄物処理部屋があった。
物資は食料品をはじめ、武器弾薬の類いまである。
刃平は呆れた。
「姉さん、こりゃ核シェルター?」
「そう。最大10人が半年しか暮らせないけど。」
「いや、シェルター自体がやり過ぎかなって…」
今度は瀬織が呆れ顔になる。
「あのね刃平ちゃん、敵は日本壊滅、日本人奴隷化を目指す人間外生物なんだから、これでも用心がまったく足りないの!」
「そう言うと思った。」
刃平はため息をついた。
なぜ10人分なのかも謎だが、聞く気力が失せた。
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