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瀬織が刃平の姿勢に気付く。
「あら、忠華料理はだめだった?」
「あ、いやそういう問題ではないんだけど。」
「じゃあまあ、お昼にしましょう。」
炒め物や揚げ物が大皿テンコ盛り5皿とチャーハンが並んでいる。なかなか胃に『重い』メニューだと刃平は考えながら箸を出した。
だが、一流料理人並に美味かつ軽やかで、食べても油がもたれるようなことはなかった。
例により瀬織はあらかたを食べ尽くし、刃平は1/5も食べてないが、それでも充分満腹した。
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