入学式

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屋上(アカヤside) ・・・・ここが神楽坂学園。無駄に広いせいでミカエルとはぐれてしまった・・・・。きっと今頃寂しくて泣いているんだろう・・・・ 「うぉぉぉぉぉ!!ミーカーエールー!!うぉぉぉぉぉ!!」 とりあえず叫んでみる。聞こえてたらミカエルは俺の所に来るはずだ キィ・・・・ 「ミカエル!?」 首が折れる勢いで振り向く。青色の髪だからミカエルではないみたいだ 「あのぅ・・・・一体何をしてらっしゃるんですか?」 一般人から見たら俺は変人だろう。誤解を説かねば俺は最低の学園生活を送る事になりそうだ 「迷子になった俺の妹を探してるんだが・・・・」 嘘は言ってない。真実を伝えただけだ。やり方が悪かっただけで・・・・ 「どのような方何ですか?」 食い付いてくれたのはありがたい。同じ学園に通うのなら人との繋がりは大事だし 「金髪でポニーテールで身長が131㎝でおどおどしてるからすぐ分かると思うんだけど・・・・・」 何故かこの少女はキョトンとしている。もしかして脳内妹だと思われているのか!?だとしたら俺は本格的に変人扱いだな・・・・ 「よっぽどその妹さんの事が大好きなんですね。妹さんの事を話している時の顔が生き生きしてますし・・・・」 ・・・・自分で言って恥ずかしくなる。確かに俺はミカエルが大好きだが・・・・ 「私もミカエルさんを探すの手伝います」 ・・よし。俺はこの娘と友達になろう 「ありがとう。俺はアカヤ。君は?」 「私はアドです。アカヤさんよろしくお願いいたしますね」
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