0人が本棚に入れています
本棚に追加
屋上(アカヤside)
・・・・ここが神楽坂学園。無駄に広いせいでミカエルとはぐれてしまった・・・・。きっと今頃寂しくて泣いているんだろう・・・・
「うぉぉぉぉぉ!!ミーカーエールー!!うぉぉぉぉぉ!!」
とりあえず叫んでみる。聞こえてたらミカエルは俺の所に来るはずだ
キィ・・・・
「ミカエル!?」
首が折れる勢いで振り向く。青色の髪だからミカエルではないみたいだ
「あのぅ・・・・一体何をしてらっしゃるんですか?」
一般人から見たら俺は変人だろう。誤解を説かねば俺は最低の学園生活を送る事になりそうだ
「迷子になった俺の妹を探してるんだが・・・・」
嘘は言ってない。真実を伝えただけだ。やり方が悪かっただけで・・・・
「どのような方何ですか?」
食い付いてくれたのはありがたい。同じ学園に通うのなら人との繋がりは大事だし
「金髪でポニーテールで身長が131㎝でおどおどしてるからすぐ分かると思うんだけど・・・・・」
何故かこの少女はキョトンとしている。もしかして脳内妹だと思われているのか!?だとしたら俺は本格的に変人扱いだな・・・・
「よっぽどその妹さんの事が大好きなんですね。妹さんの事を話している時の顔が生き生きしてますし・・・・」
・・・・自分で言って恥ずかしくなる。確かに俺はミカエルが大好きだが・・・・
「私もミカエルさんを探すの手伝います」
・・よし。俺はこの娘と友達になろう
「ありがとう。俺はアカヤ。君は?」
「私はアドです。アカヤさんよろしくお願いいたしますね」
最初のコメントを投稿しよう!