歪愛…SIDE-A

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「………」  夏になると元気があふれる太陽…まったく、顔を取り換えたら元気になるどこかのアンパンのようだ………  今日と言う日を僕はどれだけ嫌だと思っただろうか…  そう……レポートを提出しなければならない。 「………帰りたい…」  切実な願望である。いや、マジで。 「あのさぁ、学校着いた途端にその悪態やめてくんねぇ?」 「………あ?」  言葉に振り返るとそこには、 「なんだ、ヤマダか……」 「宮下!何で山田と間違えるんだよ!?何処に間違える要素があった!?」 「……何か用?今僕は自由民主党のこれからを憂いることに忙しいんだ。可能ならば声を発さないでくれ。」 「…うん?」  突然、ヤマダ…じゃなかった、宮下が首を傾げた。
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