2789人が本棚に入れています
本棚に追加
俺は書類をフレキシブルに返して立ち上がる
紅
「アリアナ、シエル、フレキシブル。プルートーとブラッド、それと葵を呼んでくれ。人間界に打って出る」
アリアナ
「かしこまりました。何か問題が起きたんですか?」
紅
「鉄槌の残りが不穏な動きを見せたらしい。確認して、排除する」
シエル
「久しぶりに戦える?」
シエルが俺によじ登りながら聞いてきた
報告書によれば…今、鉄槌を取り仕切っているのは豪傑…
ロイからの情報だと、生粋の戦闘狂…
なら、戦闘は避けられんか…
もともと鉄槌は全て殺すつもりだが
紅
「仲間を集めてるという報告もある。殺し尽くすぞ」
アリアナ
「仰せのままに…」
そうアリアナが答えると、魔武器たちは食堂を出て行った
よし…それと…
紅
「俺の忠実な部下達よ、戦争の準備をしておけ。早急にな」
ホノカ
「戦争…?殲滅じゃにゃいんですか?」
復活してたのかお前
紅
「異世界からの宣戦布告があるかもしれん。対大型人種の準備だ」
各地で大型人種…つまり地球人の目撃情報が寄せられてる
アイの説得は失敗したんだろう
ま、遅かれ早かれ起きるだろうと思ってたし、準備しといて損は無い
紅
「灯にもこの事を伝えておいてくれ。魔導兵が必要になる」
ホノカ
「かしこまりましたにゃー!」
よし…ルルの弔いだ
派手にいってやる
最初のコメントを投稿しよう!