強化

19/21
前へ
/513ページ
次へ
魔王城…城門前… 俺がそこに辿り着くと、魔武器たちが俺の薙刀を持って待っていた その後ろに、プルートーと葵、そしてリーナとアキナとその部下が立っている 紅 「リーナにアキナ?どうしてここに…」 アキナ 「愚問だな。王の為に戦うのは兵士の役目だ」 リーナ 「…旦那が浮気しないように…」 しねぇよ 紅 「アキナはわかった。しかしリーナ…相手は鉄槌だぞ?戦闘に巻き込まれでもしたら…」 リーナ 「…じゃぁ…紅の中のルルさんの為に…」 ………!? 何故…知ってるんだ… プルートー 「差し出がましいとは思いましたが…私が報告いたしました」 紅 「お前…!!」 リーナ 「…だいじょうぶ…」 俺がプルートーを睨みつけていると、リーナが俺に飛び付いた 紅 「リーナ…」 リーナ 「…私は…紅が間違ってると思ってない…私も…そうしてほしいと思うから…」 …そう…か… 紅 「…教えなくて悪かったな…それと…結果的にではあるが…プルートーもありがとう…」 プルートー 「いえ…」 ルル…俺は… ? 『何をしょげておるんじゃ』 紅 「……!?」 リーナ 「…ルルさん…!?…どこに…」 ルルの声…!? 一体何処から…!! ルル 「ぃよっと」 紅 「どぅわ!?」 俺が声の発生源を探していると、俺の右腕が膨らみ、破裂した 辺りに血の海が広がり、その血が集まって球体ができる そしてその中から、素っ裸のルルが現れた ルル 「ふぅー…漸く出てこられたわ…紅ァァァアアアア!!!」 紅 「ぎゃぁぁぁああああ!?!?腕ぇぇぇぇぇええええ!!!服を着ろぉぉぉおおおお!!!」 ルル 「やっと抱きつけるのじゃぁぁぁぁああああああ!!!!」 紅 「くぁwせdrftgyふじこlp!?」
/513ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2789人が本棚に入れています
本棚に追加