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始まり
人間界…
俺たちは報告書に記されていた鉄槌の生き残りの一人、豪傑のいる国付近へと転移した
豪傑は、俺の政策を反対しているガンナークという大きな国のギルドマスターらしい
かなり強い国だとか
なのだが…
紅
「何が起きてんだ…?」
リーナ
「…戦…争…?」
国を囲う城壁は砕かれ、倒壊している
城下町からは火の手が上がっている
極め付けには、王城であろう城が、半分崩れていた
紅
「部下達には命令していない…となると…人間同士の戦争…ん?」
突然、辺りに風を切る音が響いた
ルル
『紅!あそこじゃ!!』
紅
「……オイオイ…マジかよ…」
俺はルルが指差した方向を見る
そこには…地球の戦闘機が編隊を組んで飛んでいた
紅
「もう来やがったのか…仕方ない。目標変更。見慣れない機械があれば破壊しろ。そして…大型人種を見付けたら…皆殺しにしろ。物理結界を張れ。奴らは実弾兵器を使う。ヤバくなったら即時撤退。俺の帰りを待たずにな。俺が先陣を切る。俺に合わせて突撃だ」
部下達
「「「「「はっ!!!」」」」」
よし…んじゃぁ…
一丁いきますか
俺は46cm三連装砲を戦闘機へ向ける
紅
「全主砲…薙ぎ払え!!!」
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