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最初に目に入ったのは白い、まるでロボットのような装甲
大きな機械の手甲、そして大きな銃を持った女の子が、機械の翼を広げて飛んでいた
それらを装備している女の子は全身にボディスーツのような服を着ている
それが全部で10人…
紅
「…これは…」
女の子
「魔王!これ以上、あなたの好きにはさせません!!私たちの地球を…そして、罪の無い人達を、私たちは守ります!!私たちは武装乙女・ヴァルキュリア部隊!!推して参ります!!!」
隊長っぽい女の子がそう叫ぶと、全員が突撃してくる
それを見た鬼瓦のおっさんが俺たちの前に立ち、何かを叫んでいた
しかし、俺の耳には入らない
あれは…
紅
「…リーナ、ルル…俺はお前たちを愛している」
リーナ
「…!…きゅ…急に…どうしたの…?」
ルル
『な…なんじゃ急に…』
紅
「だから…今から言うことは、ただの戯言だと思ってくれ」
俺は顔を真っ赤にしたリーナを下ろし、深く息を吸った
ルルは背中のまま
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