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「お待ちかねだよ」
「あぁ~あのちびっ子来たのぉ?」
めんどくさーっ…て鍵を受け取り出て行った
『102』…ここの隣だよ
壁薄いから丸々聞こえるから
慎吾も楽しみな
「すみませーん3人は無理?」
「部屋は大丈夫だけどちょっと待って貰って…」
外に立ってる案内のオヤジに
街中に立って客引きしてる女二人を探しに行かす
黒板の裏からパーの声が聞こえる
「メイ…ここ何時まで?」
「大体0時まで
0時前後の客は泊まりだから
部屋が全部埋まったら
することないから帰るよ?」
『この前より……ん……上手じゃ~ん
あっ…いい…そこ、すっごく感じるぅ~』
チェリーさん…演技派!
慎吾と目が合った
「ムラムラ?」
「いや…ムカムカ」
「なんで?」
「…なんでもねー」
「慎吾…まさか…童貞?」
「………るせー」
ハッ…
爆笑しそうになった
そっかぁ~
「慎吾には刺激が強かった?」
「………。」
23時…沼田の先生が出て来た
「また来てね…」
「あぁ……」
デージーさんが送り出す
15分遅れて沼田が出て来た
「一緒に来た人は?」
「大分前に帰られましたよ」
「あ…そうなんだ
ねぇ、チェリーさん明日は?」
「ご予約ですか?」
明日も来るんだ
……って
金が続く限り来るよな~
猿!
「明日は…午後からなら」
「じゃあ14時に来るね」
「う…うん…お待ちしてまーす」
沼田がやっと帰った
「あのエロガキ…変態なんじゃない?」
デージーさんと笑いながら沼田のテクを聞く
「…あ…新入り?
ヒデアキのダチ?」
チェリーさんが慎吾を見た
「うん…ジョニーだよ」
慎吾が唖然とした
源氏名『ジョニー』
…本日新宿裏通りデビュー
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