3319人が本棚に入れています
本棚に追加
そんなこんなの事を考えていると申し送りも終わり、
仕事開始。
バタバタとしながらの仕事だけど、
どうやら小山先生のオーベンは渓人に決定しているらしく、
その日一日、渓人は小山先生につきっきりで仕事していた。
その都度聞こえる甘ったるい声がやけに目立って…
段々と渓人に馴染んでいっている感じの雰囲気が
若干イラッとしたのは、
私の心が狭いせい…じゃないと思う。
だけど、それを他の人に感じ取られるのも嫌で、
必死で仕事に集中していたら、
何だか月曜日だっていうのに、疲労感たっぷりだった。
帰ってご飯の準備するの…ヤダな…
とはいえ、今は気楽な一人暮らしじゃないし…
渓人も、私のご飯が良いな…って、
ずっと食堂で済ませていた夕ご飯食べずに帰って来てくれるのが
嬉しいから、
今日は何作ろうかな…
最初のコメントを投稿しよう！