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「それじゃね。お義姉さん…体大切にしてくださいね。
お兄ちゃんもお酒飲みすぎないでね。
お父さんによろしく!」
運転席から声をかけて車をゆっくり走らせると、
渓人はみんなに向かって軽く会釈をしていた。
あんまりゆっくり走っても仕方がないので
アクセルを踏み、いつもはバス停まで歩いて向かっていた道を
渓人と二人車で走った。
せっかく車…買ったんだし、
実家にも…時々来なきゃな…
お父さんもお母さんも…大分年を取った。
やんちゃだったお兄ちゃんだって、
斗真の父親って感じで、落ち着いたもんな。
近日中に荷物を片づけるが、
今日明日には渓人のマンションに移動すると言う話もしたので、
これでビクビクせずに暮らせる…
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