零時
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気づいたら列車に乗っていた。 荒涼とした大地を走る列車は何処に向かっているのかすら判らぬ。 車窓を覗くと只、砂嵐と先程の大地しか見えない。 曇天である。 橙色の大地は見るからに不毛で仙人掌すら生えていない。 向こうには焦げ茶色の岩山というか岩壁というか、そんな塊が幾つも見える。 こんなもの写真でしか見たことがない。 此処は日本ではないみたいだ。 いや、此処は日本では無い。
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