転校生!?

3/4
前へ
/6ページ
次へ
周りの動きが止まった。なぜか俺だけ動けている。「!!」魔物が現れた。―喰われる!!―そう思って目をつぶる。「?」喰われない。魔物の悲鳴が聞こえた。「!?」俺は目をそぅと開けた。俺一人の目の前に少女がいた。少女は俺を庇うように立っていた。俺の手を握って跳躍した。建物の中に連れてこられた。「そこに居てください。」少女は真剣に言った。「…はい…。」俺は呆然としながら言った。少女は魔物の所に戻った。魔物の悲鳴が2回立て続けに聞こえた。少女がきた。また俺の手を握って跳躍した。地面に降りた。壊れた物が修復している。いつの間にか少女は居なくなっている。修復し終わって、すっかり元通りになっている。周りが動き出した。俺は何秒間か立ち尽くした。「よしっ。」俺は歩き出した。 「やっと見つけた…。」少女は微笑んだ。
/6ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加