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部屋の鍵を閉め、俺はあらゆる結界を何度もベッドの周りに張る。
「俺の…思い出…皆の…思い出が……!」
俺はベッドにすがりつき、意識を闇に落とした。
◇
「~と言う事なんだ、協力して欲しい」
「でも…相手は王女だろう?出来るのか?」
「出来るのか?じゃない、やるんだ、俺たちで」
「なら…やるしか無いね」
「あぁ、唯一あの女が認識してない存在、神崎、お前の力と俺の力で…
【クサナギをあの悪夢から引きずり出す!】」
「水臭いな、俺達も呼べよ」
「あ、アンタは…!それに…!」
「恭介が苦しんでるんだろ?なら助けない訳には行かない、それに…切り札はある」
「私かて一度は助けられた身、借りを返すには絶好の場だ」
「すまない、私達も加えさせてくれ」
「あ、アンタ達も!?」
「マスターを助けたいのは同じだ」
「逃げた事を…マスターに謝りたい…だから!私も協力させて!」
「よし!やるぞ!このメンバーで!勝機はある!勝ち取れ!俺たちの日常を!」
「「「「オォォォォ!」」」」
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